Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
Initialising ...
久米 民和
Radioisotopes, 47(3), p.283 - 284, 1998/00
ポジトロン放出核種を用いた植物研究について、原研で進めているポジトロン・イメージング計測を中心にレビューした。ポジトロン・イメージング装置は、検出面積:4850mm、画像分解能:約2mm、ほぼリアルタイムでの計測が可能である。F-水(半減期110分)を用いた実験では、障害を受けた植物での吸収・移行変化を調べ、障害の検討に有効に用いることができる可能性を示した。C(半減期20分)に関しては、CとCの発見と植物への利用の歴史を紹介するとともに、COを用いた光合成産物の根への移行について述べた。N(半減期10分)に関しては、安定同位元素Nとの特徴を比較し、Nの利用の現状を紹介した。また、大学とのプロジェクト共同研究で進めているC-メチオニンやNOを用いた研究例の紹介も含めた。